真夏日が続くプレジデンツデイ3連休である。
例年バレンタインデーの頃に封切られるChick Lit系アンサンブルコメディ、How to Be Singleへ。
レベル・ウィルソン(『ピッチ・パーフェクト』のドスコイ担当)ばかりが目立つトレーラーを見て。
期待を裏切らないテンプレのテンコ盛りぶり。
例:1人になり背中のジッパーと格闘して悲嘆に暮れる、キャリアウーマン(死語)とそのアンチのプロとコン、「あなたといると自分が何者か分からなくなる」とかのたまう…。
レベルは『ピッチ』と全く同じキャラで出演。
彼女の冒頭のユダヤ人ジョークで誰もクスリとも笑わなかったので(普通はこの手のジョークでわざとらしく笑うのがアメリカン)、こりゃあかんなーと思ったが、案の定、その後も滑る滑る、コメディなのに館内あたたまらない感じのまま終わった。
あえて言うなら、レスリー・マンのパートは他3人のパートよりも面白かった。
ダコタ・ジョンソンは序盤から妙にグランドキャニオングランドキャニオンと連呼し、なんだこの陳腐な伏線は、と思っていたら劇中「Wild」を読み出しWildに終わり、非常に突飛だった。
こういう日常を描いた系の作品は、日常(この場合マンハッタン)内で終わらせるのがきれいだと私は思う。
ロウワーマンハッタン、ホイットニー美術館が移転して通りの顔が変わったミートパッキングエリアの喧噪は魅力的。
日本では、『ワタシが私を見つけるまで』orzという、Wildと混同しそうなタイトルでDVD発売されるとな。
全く評判になってないけど、一応原作たち。
さて今晩、昨年から私が一番カーラジオに合わせて熱唱している歌がグラミー最優秀楽曲賞に輝いた。
彼のソングライティングが好きだ。
同じ思いの人は多いようで、先日もジャスティン・ビーバーのLove Yourselfが流れた後、DJが「ハーイ、エド・シーランの新曲でした〜」と言っていた…
蛇足だが、こちらも日々よく耳にするStichesも最近までビーバーの歌だと思っていた…
トレーラー。