英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。Python、Ruby、JavaScript、神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

日本人はまだまだ英語できないんだな、と思うとき

高校生の英語力があまりにあんまりだという記事。
「高校生の英語」衆議院議員 河野太郎公式サイト

私は、多少なりとも2カ国語以上を解する人が多い英語圏に住んでいる。

で、日本の状況を聞くなり、たまには行くなりして、その英語の浸透してなさにビックリすることがままある。
そんな「ウソ!」状況をいくつか紹介する。

8) いつまでたってもTOEICにお布施を続けている
フィリピン英語留学業界に進出したばかりの松井博氏のこの記事読んだ?
このTOEIC模範回答、マジでやばくない?
なんかもう泣けてきた。

TOEICにお金と時間使うのやめようよ...
どうしても昇進バーや就活で必要なら、スコアを詐称し、同時に誰にも文句言われぬよう超勉強しておくこと。1度の受検で結果を出すこと。

審査できる人材も、Z会の医学部受験数学の採点者並みに足りないと思われる。
審査基準でいったら、英検も大差ないはず。
何度か英検1級を受検してみたいなー(アメリカで受検できる)という欲望に抗ってるけど。

7) 英語ツイートに拒絶反応
フォロワー3万人超の海外ツイッタラーさんが書いていたこと。
「たまに英語でツイートすると、フォロワーがごそっと減る」
一体何に興味があってフォローしてるんだろ...

6) 英語メールに拒絶反応
こっちのアメリカ人スタッフが当然のように問い合わせのメールを日本の顧客に送ったら大騒ぎされた。
なぜそれでアメリカ企業と取引する?

5) 東京ディズニーランドで、ショーが開幕した瞬間「英語や!」と言っておばさん3人組が客席から退場した
これは驚いた。というのは、ショーベース2000(今もあるのかな?)で1時間なり並んで、やっと入場したたんだよ。会場はもちろん満員。
で、ほんのイントロダクションでアリスだかティンカーベルだかが英語のセリフを言ったんだと思うけど、それで見るのあきらめる?なんで??!!
TDLなんだから英語のセリフを解さないと楽しめないショーをやるわけがない、ということを察することもできないということが二重に驚いた。

4) カッコイ〜アルファベットをシンプルに配した佐藤可士和デザインが失敗した
セブンコーヒーマシンとか、ウィダーインゼリーのパッケージね。
あれ、アルファベットが目に飛び込んでこないんだよね。それは分かる。日本でギッチリ書かなきゃ。
でも、コーヒーマシンのレギュラー「R」が左側、ラージ「L」が右側だったのは、もう問題外。
あえて錯乱させようとしていると言われてもしかたないと思う。
森永製菓、「ウイダーinゼリー」まさかの躓き、佐藤可士和氏による大リニューアルの結果は…

3) たとえ政府や官公庁であっても、平気でヘンな英語を表に出す
なぜネイティブチェックを入れようと考えないのか。

とはいえ、私は米系の法律事務所から、google翻訳とおぼしき日本語カバーレターつきの書類を受け取ったことがある。ダウンタウンで最高層のビルにオフィスを構えており、まともな事務所だと思うのだけど。
訳してくれないほうがマシというもの。

2) (映画好きでも)日本公開前の洋画を見ようとしない、(本好きでも)洋書を読まない

こっちに来た人を普通に誘って「え、でも英語だよね?」と言われてビックリしたことが何度か。
あと、アメリカのオンラインコースは良いものが非常に多いので、安く勉強したいという人に意気込んで紹介したら「日本語ないんだ…」と言われ、そこかーいと思った。

1) 私が未だに翻訳で食えているという事実

ほんこれ。機械翻訳で相場は暴落…とは言うけれど、一向に仕事が減るように思えない。
むしろ分野によっては増えている。
さらに驚くのは、IT、テクノロジの分野でも和訳が求められること。
そういう記事を読む人は英語できるんじゃないの?

翻訳文化の盛んな(評価されているとは言わない)日本語のネイティブで幸運だ、と思うとき。

<番外>
もう10年近く前のこと。日本でPHPのクラスに通っていたことがある。
そう、私にも「ウェブやるには学校に行かないと」と思っていた時代があったのだ...
それでも、そこの講師がわりと良かったのは、リサーチの手ほどきをしてくれたこと。
で、あちこちの参照ページを見せながらの彼の口グセが...
「オレは英語が読めるからね」

( ゚д゚)