「ブラック企業」という言葉を使う人は尊敬できません。
「人を雇う」という大きな社会貢献ができず、それを享受するだけの人の捨て台詞であり、仕事は自分でつくるものとも知らない可哀想さもあります。
けれど最近、exploitとはこういうことか、と悟ったことがあります。
7,000ドルで見積もった案件を9掛けに値切った顧客がこう言ったのです。
「それでも、7,000ドル分の仕事をしてくれると期待してますから」
するか、ボケ。
実際に作業をしてくれる人のことを考えるとムカムカしてしょうがありませんでしたが、
「なんて人を使うのが下手なんだ」と思うと、気の毒になってきました。(一応大企業の多少エライ人だった)
この人はこうやって現場をおちょくることで、随分損をしているに違いないのです。
その下で働くのは...やっぱりちょっと「ブラック」かもね。
話はそれますが、「気持ちのいい人」(要は金払いのいい人だったりしますが)にはつい200%お返ししてしまいますな。