英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

村上先生、渡辺先生 新作は電子版のみ!?

友人と、「日本でもっと電子書籍の点数を増やし、読者層を厚くするにはどうしたらよかんべ」という話をしていた。
なぜかといえば、日本国外組にとって、電子版の和書は神だから。
(おかげで米国内の日本語書店がつぶれたりしているが、新中古書店やネット販売の隆盛もあるので電書のせいとはいえない)

やはり、電書キライ/無関心/ネットニュービー層にもリーチできる集客力のある作家さんに「電子しか出さないよ」と言ってもらうしかなかろう、という結論に達した。

むかーし、京極夏彦氏が電書アピールをしていたように記憶しているが、読書界へのインパクトは大きくなかった。
(それでも電書といえば京極氏を思い出すほどなのだが)
彼の読者層というのはもともと電子機器に慣れ、電子版にも抵抗ない層が多かったからじゃないか。
紙版も同時販売していて、そちらのほうが売れたとも聞いた。
ちなみに私は彼の本が苦手。ものすごいpageturnerだと聞いてワクワクして手に取ったけど、30ページで止めた。

最近「やってくださいました!」と思ったのは、
ちきりん氏が電子版のみで作品を発表したことと、
ブログでは電子版のある本しか紹介しない、と言い切ったこと。

彼女が紹介した本は必ずAmazonのランキング上位に急上昇するので、出版社に対する強烈アピールになるはず。
人気のコンテンツを作れる人が電書を推すのはほんとに痛快。
出版社ざまーみろとすら思う。
でも、ちきりん氏ファンはもちろん、ネットになじんでるし、彼女の本が読みたくてKindleを買ったりする層。

そこで、電書を本とは別モノと考えられない人、高齢者にもまず1冊を手にとってもらうため、村上春樹先生と渡辺淳一先生に、一役買ってもらいたいなあ。

特に、紙に固執する若者は別として、ご年配の方々にはぜひKindleの読みやすさを知ってもらいたい。
文字の大きさに手放せなること必至。
こちらではプールサイドやスタバ、空港なんかで、お年寄りがKindleを手に読書に没頭しているのをよく見かける。

紙の本も相変わらず愛でてはいるが、外出時に一切持ち歩かなくなった。