英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

重箱つつき本は無視していいが、教科書は捨てたもんじゃない

日本にいた頃、デビッド・セインさんという方は知らなかったが、
「教科書にのってるxx って、ネイティブは言わないよ」
「よく看板に書かれてるxxって英語、実はヘンだよ」
というようなことはしょっちゅう聞いた。

実際英語圏に住んで思うのは、そういうコメントはかなりデタラメだったということ。

たとえば、セインさんが「古い」と言ってるらしい、
How are you?
You're welcome.
毎日、老若男女から聞きますって。

それから誰の意見か忘れたが、
"free gift" という言い方はおかしい、和製英語だよ、というもの。
giftはフリーなんだから、フリーと付けるのはヘン、という理屈だった。

ヘンも何も、街で "free gift" の表記はしょっちゅう見かけるし、先日は、出先でオレンジをもらってきた同僚が、"free gift! みんなオレンジ持って帰ってね!" と一斉メールを送ってきた。

今日なんか、聖書(NIV)の黙示録でも "free gift" 発見。

祝福を、タダで持ってけ、と。
神はタダで愛し、多くを与えると約束しています。
宗教やスピリチュアルセミナーに散財するのはやめましょう!!