昨年この時期から始めた、英書50冊読破計画ですが、むざんにも11冊のみ読了と、惨敗に終わりました。
"Lean in"まではいきたかったけど、それでも12冊どまり。
これからも楽しく読み続けるわけですが、この計画は「短期間に大量に」に意味があるので、また0からスタートです。
ともあれ、1年前、"Outliers"をきっかけに、大野和基氏の記事に会えたことは大変な恵みでした。
本は好きで読書専用端末も持っているのにいまいち弾みがつかなかった英書読書が習慣になりました。
もちろん、和書だけを読んでいるとき以上に素晴らしい本に出会うことができました。
英語力に関しては、先に書いたようにチンタラひと月に1冊ペースで読んだだけなので、「50冊計画」の本来の効果は得られてないはずです。
まあ、テストを受けるでもなし、仕事で英語使う分には全く問題ないのも変わりなしで...
今年はアウトプットの場をもっと広げなくてはと思います。
最後にこのハッピーリーディングの機会(一生モノ!)を与えてくれたブログに敬意を表して貼らせてもらいます。
目に見えない線を越える
英語で仕事をしている人は、朝から晩まで英語に接している。特に読む量は、一般の人と比べものにならない。英語ができて当たり前なのだ。英語をいくらやってもできない、と文句をたれている人は絶対量が明らかに少ない。東京外語大に通っているとき、「少なくとも年間50冊英語の本を読め」と言われた。純文学が望ましい。年間数冊の原書ではなく、年間50冊読むと何が起きるか、目に見えない線を越えることができるのである。あるところまで上達するには、スピードが必要である。ゆっくりやっていても身につかないのである。その見えない線を越えると何とも快適で、痛快で爽快な気持ちで、母語と同じように英語のまま普通にすらすら読めるようになる。翻訳に頼っている人がかわいそうになるくらいだ。この気分は味わってみないとわからないだろうが、何事も一次関数のように上達することはなく、階段式に上達することを痛感する。